複利攻勢

落ちこぼれ系会社員の投資ブログ

サンキュー イーロン

闇に棲みつくもの

私は普段あまり Twitter を使っていません。 特に最近はブログ記事を投稿する時にログインするくらいで、ほとんどつぶやいていません。

なので Twitter は見ていることの方が多いですが、 巡回する時もログインせずにパソコンからブックマークしているアカウントを追っています。 鍵垢は仕方がないのでアプリで見るしかないですが、フォローしてなかったからもう見られないということもそこそこあります。

昔に比べたら画面が広くなったとはいえ、スマホの画面は小さいです。 片手で持たないといけないし、やはりパソコンで見るのが一番処理効率がいいです。 移動中や休み時間にまで見たいようなことでもないので、スマホで使うこと自体が少ないです。

よく考えると Twitter に限らずスマホを使う機会があまりないな……。 普段はメールなどの通知を受け取るくらいだけで、外出先でも家でもスマホで作業することが稀です。 普段から電話とか LINE する相手もいないしね……。

自分にとっては携帯電話の延長でしかなくて、一応の連絡手段として持ってるだけの面が大きいです。 どうしても外出先で調べたいものがある時や、初めて行く場所は現地で地図を確認したい時に便利な面もありますが、 基本的にスマホを使って作業することが少ないです。

なので暇だから Twitter のタイムラインを眺めて話題を探すような使い方もしていません。 それに広告とかもそうですが、あなたにおススメみたいな感じで勝手に押し付けてくるのが好きじゃありません。

それもあって何かのタグがトレンドになっているとか気にしたこともありませんでした。 たまに "意識高そう" なタグがトレンドに入ってて鬱陶しいみたいな愚痴を見かけるようなことがあったくらいです。

そんな距離感の Twitter でしたが、先月 Tesla 経営者のイーロン・マスク氏に買収された後に色々と変化があったようです。 社員が大量に解雇され、するとなぜか "意識高そう" なタグや記事がトレンドなどに上がって来なくなったとか。

どうやらキュレーションチームとやらがタグや記事を選別してトレンドを操作していたらしいです。 それが解雇によって機能停止したため、実態に合ったトレンドが表示されるようになったと思われます。

あとは「シャドウ・バン」も解除されてきているらしいです。 直接的に制限がかけられていたわけではないものの、検索結果に挙がらないようにして見つかりにくくされていたようです。

人為的な操作が減り、ありのままの Twitter の姿が見えるようになってきたと思われます。

這い寄る混沌

トレンドの操作があったことへの怒りと、なくなったことへの歓迎の声が大きいみたいですが、 そもそも Twitter アプリのジャンルって SNS じゃなくてニュースなんですよね。

どこかの新聞が「今 ○○ が流行してます!」って書いたところで「ま~た偏向報道してる」って受け止められるだけでしょう。 そういう意味では「Twitter 社というメディアの考えるトレンドはこれです!」と認識されていれば大して問題にならなかったかもしれません。

しかしユーザーの期待は、ユーザーの投稿が主体となるコンテンツであり、それを基にトレンドが形成されるというものでした。 実際は Twitter 社が選別した話題をトレンドとして提示されていました。

ある意味ヤフコメみたいなものですかね。 記者が SNS の話題を取り上げて「今ネットで話題になってます」と記事を書き、それを見たユーザーにコメントさせる感じで。

ただ選別の結果が "リベラル" 色が強いというか、地に足のついていない意識高い系の話題が多かったらしく 「うざっ」と感じてる人が多かったようです。

以前からトランプ大統領のアカウント凍結などで中立性に疑問を持たれることがありましたが、元から仕組み的にそんなものはありませんでした。 ユーザーが勝手に誤解していただけとも言えそうです。

イーロン・マスク氏の買収によって今のところは真に中立的なプラットフォームになりそうです。 氏を無条件に信用していいとは思いませんが、私は現時点では良い方向に進んでいると考えています。

統制されていない、正に自由、リベラルな言論空間と言えるでしょう。 たとえ混沌とすることになったとしても、私はその方が好きです。 "リベラル" 派による統制された「政治的に正しい」中立性よりも、よっぽどマシだと思います。

まあぶっちゃけ今の私の Twitter の使い方だと全然影響ないんですが。 それよりもイーロンさんはテスラ株を大量に売って株価下げるのやめてください!!! (長期的に見れば安く買えるチャンスを与えてくれてるのかもしれないけど)

11月の成績(2週目)

今月の成績は先週までのマイナスからプラスに転じ +1% 超えに。 CPI が予想より下振れし、金利の引き上げが減速するとの見通しから一気に株が買われました。

ショートカバーを誘発し、イナゴも釣られて集まってきたのかすごい勢いで上がりましたね。 乗るしかない、このビッグウェーブに!

一方で仮想通貨の暴落やドル円の急落(円高)で相殺されたことにより、円ベースでは少しマイルドな上昇になりました。 まあドル円は今までが円安すぎたくらいなので……。 ドルベースではなかなか届かなかった自分にとっての節目をついに超えることができたので良かったです。