複利攻勢

落ちこぼれ系会社員の投資ブログ

iDeCo に入るのやめた

前提条件

前回の記事 で法改正により入れるようになった iDeCo への加入を考えてることを書きましたが、 やっぱり加入するのはやめました。

いやね、証券会社から加入手続き用の書類を取り寄せて記入し、あとは会社に事業主の証明をしてもらうだけだったんですよ。

上限の 2 万円に設定してさあ行こうとした矢先、衝撃の事実が発覚しました。

「うち確定給付企業年金(DB)があるから、企業型確定拠出年金(DC)と iDeCo の合計額は 27,500 円以下にしてね」

えっ…...?うち企業年金あったの!? 知らなかったそんなの…...。

年金の話なんて聞いた覚えがなかったし、てっきり存在しないものだと思ってました。 逆に言えば退職金とは別に年金も出るならすごい手厚いなあと。 貰える金額にもよりますけど。

そんなわけで入社時にもらった資料に年金について何か記載がないかを探してみたところ、 退職金規定に以下のような文言があることに気がつきました。

退職金の支給は確定給付企業年金規約の定めるところによる

そういうことかーーー!!!

どうやら退職金の実態は、企業年金を一時金としてまとめて受け取るということだったようです。 iDeCo と一緒ですね。

そして年金として受け取る場合は 10 年に分割されるようです。 多少金額は増えるでしょうが、おおよその額がどれくらいになるか掴めました。

うーん、そっかあ……。

またひとつ理由がなくなった

正直なところ、これで確定拠出年金に拠出できる金額に制限がかかるくらいなら、確定給付企業年金なんていらなかったのにと思いました。 仮に退職金が出なくなったとしてもです。

どうせ退職金は勤続年数が低いうちは全然加算されないし、転職で自己都合退職すると倍率も低くなってあまり受け取れません。 そうすると実質確定拠出できる金額が減っただけという悲しい結果だけが残ります。

話を戻すと、iDeCo で拠出できる金額は思っていたよりも少なくなってしまいました。 だとすると口座管理手数料もあるし少額だと効率が悪いです。

まあ手数料は安いところだと月額で 171 円なので、最低水準の所得税 5% と住民税 10% しか控除されないと仮定しても、トータルでは得になりますね。 月々の最低拠出金額が 5,000 円だから 15% の 750 円以下の手数料なら単純に考えてやるべきという話になります。 非課税運用の利点も考慮するともう少し高くてもいいくらい。

でも何だか急にやる気が削がれてきました。

数年後に転職する可能性が高そうですし、もし転職先で企業型確定拠出年金があればそれを利用することになると思います。 すると合計の上限額の関係で iDeCo に拠出できる金額がなくなってしまう、もしくは調整が必要になることがあるかもしれません。

むしろ DC 側を減らして iDeCo を上限まで使うという手もありますが、そこまでして口座を増やさなくてもいいかなと。

10月の成績(2週目)

実質1週目の今月は -2% スタート。 週明けは上昇で始まりましたが、雇用統計が予想より強かったらしく、その影響で金曜日は大きく下げたようです。

まだまだ先行きは不透明な状況ですが、そろそろ徐々にリスクオンしていこうと思います。