iDeCo に入れるようになった
非課税は正義
法改正によって 2022 年 10 月から企業型確定拠出年金(企業型 DC)加入者の iDeCo 加入の要件緩和されました。
これまでは企業型 DC 加入者が iDeCo に加入するためには、企業型年金規約で認められていないといけませんでした。 これからは規約の定めがなくとも原則加入できるようになります。
私も以前会社の担当者に iDeCo に加入できるか問い合わせたことがありましたが、 「事業主証明が必要だけど、そこで認めずに弾くから無理だよ」 と無駄に丁寧に教えてくれました。
しかしもはやその心配はありません。 事業主の証明が必要なのは変わりませんが、それを拒否する根拠がどこにもなくなってしまったのですから。
現在会社の制度として拠出できる金額は(法的な上限金額に満たないという意味で)中途半端なので、早速私も加入手続きを進めたいと思います。
まあ仮に上限いっぱいまで拠出できたとして、安月給の私が 30 年以上先のために今全力で積み立てて大丈夫か微妙なところではありますが…...。
でも非課税で運用できるのはやはり魅力的です。 しかも拠出した分が所得から控除されるので、運用益だけでなく収入においても節税効果があります。 といっても所得税率が高くないうちは効果も低いですけど(早くもっと稼げるようにならないとなあ)。
ともかく現状は資金が余り気味で、カルト銘柄 🔮 に突っ込んで溶かしているような有様です。 そんなことをしているくらいだったら確定拠出年金に全力を出した方が 100 倍マシでしょう。
60 歳まで引き出せないとはいえ、そんなギリギリの資産運用なんてどうせしないだろうし。 病気で余命を宣告されたのに使えないとかどうなんだ、とか言ってる人もいましたが、そんなことを言ったら投資なんてできないような。 明日事故で死ぬかもしれないんだし、毎日全力で宵越しの金は持たずに生きなきゃ。
というわけで iDeCo に入ろうと思っていますが、問題はどの商品を積み立てるかです。 う~ん、やっぱりここは鉄板の eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)かな!
自由に商品を選べるところは iDeCo のよいところの一つです。 もちろんつみたて NISA と同じで証券会社ごとに選択できる商品がある程度限られてはいますが、希望の商品を取り扱っている証券会社は選べます。
見落とし
企業型 DC の不満点としては商品選択の幅が狭く、代替の商品を積み立てざるを得ないところです。 勤め先の指定した証券会社から提供されるものの中から選ばないといけません。 個人的には微妙に感じるものが多いです。
金融庁が審査してるんだよね……? でもよく考えるとつみたて NISA も似たようなものか。。。
一応運用のための手数料は会社が負担してくれますし、企業型 DC もデメリットばかりではありませんけどね。 とはいっても自分で負担しないといけない iDeCo の手数料もかなり少ないし、信託報酬の差で簡単にひっくり返りそうではある。
それで iDeCo に拠出可能な金額ですが、うちは退職金が出ますが確定給付企業年金(DB)は聞いたことないし存在しないと思うので、 合計月額 5.5 万円までが上限のはずです。
なので DC の拠出額を引いた残りを iDeCo に……うん? iDeCo 単体の上限として 2 万円が設定されているのか。 じゃあ合計 5.5 万円も拠出できなかったわ。
そもそもさっきも言った通り、仮に合計で 5.5 万円拠出できたとしても、現状の収入とバランスが取れてなさすぎるような気もします。 そういう意味ではよかったのかもしれません。
と調べながら進めていましたが、よく見ると証券会社で申し込みの事前受付とかやってたんですね。。。 3, 4 ヵ月ほど前に軽く調べた感じやってなかったので、10 月になるまで手続き始められないのかと思ってずっと待ってました。
だったら先に手続きを進めておけばよかった。 申し込みが集中して事務手続きが滞るのが心配です。 ただ 10 月から加入でも拠出自体は 11 月からだし、手続きが多少遅れても 12 月に二か月分まとめて拠出されるようなので、間に合わなくなるような心配はないでしょう。
最近は NISA も拡充されるという話が挙がっていますし、そうなれば今後しばらくは積立投資だけで余力を使い果たせると思います。 私の方針としてもこれ以上ドル転はせず今持ってる分だけで米国株を売買し、新たな収入は全部円貨で投資信託を買い付けるだけって感じになりそうです。
10月の成績(1週目)
まだ土日しかないので特に動きはありません。
昨年の 10 月は大幅なプラスで、今年の初めよりも高い位置にいました。 今年も大きく伸び、前年比プラスにならないかなあ。