複利攻勢

落ちこぼれ系会社員の投資ブログ

NISA や iDeCo をやってますか?

税金を制する者は資産形成を制する

投資で資産形成する時に頭が痛いのが税金です。 分離課税だと利益に対して約 20% かかります。😥

(ちなみに以前は分離課税の税率が 10% だったこともあるとか。うらやましいですね😍)

これが多いのか少ないのかは受け手の感じ方次第だと思いますが、私は結構重いと感じます。 低収入なので、総合課税である給与に対する所得税と住民税より分離課税の率の方が高いですからね。 しかも総合課税は給与の額面に対してそのままかかる率ではなく、色々と控除された後にかかります。 なので実際の負担感はさらに軽いです。

(まあ社会保険料も感覚的には税金と変わらないので、それを含めるとあんまり変わらないような気もしますが😅)

インデックス投資して気絶しておくのが良い理由や、高配当投資がおススメできない理由の一つが税金です。 売却や分配のときに発生する税金による資産の押し下げ圧力が、複利による長期的な資産形成に対して大きなダメージを与えます。

そういう意味では非課税制度は非常にありがたいものです。 これを使わずに投資するのはもったいないです。😤

一応注意点としては、損しても損益通算ができないことです。 ですが基本的にはプラスで終わると思いますし、それを前提として進めます。

投資する上での非課税枠には NISA と確定拠出年金が挙げられます。 制度の細かい説明は避けますが、まずは NISA から見ていきましょう。😉

NISA はさらに「一般 NISA」と「つみたて NISA」に分かれます。 非課税枠が一般 NISA だと 120万円 × 5年 で最大600万円分、つみたて NISA だと 40万円 × 20年 で最大800万円分という感じです。

一般 NISA だと比較的短期で大きめの金額を使うことができます(一応「少額」非課税制度らしいですが、つみたて NISA と比較して)。 つみたて NISA の場合は1年で使える金額が少ないですが、その分適用期間が長いので総額では上回ります。 といっても制度にちょこちょこと手が入れられると思うので、時間が経つにつれて少しづつ変容していくとは思います。

ここで節税効果を簡単に試算してみます。 王道のインデックス投資なら10年でだいたい2倍くらいとして、40万円が20年後に160万円になるとします。 利益120万円 × 税率20% = 24万円 なので20年後に24万円くらい得という計算になります。

……すごい雑な計算だけど、こうして見ると正直大したことないな。 もちろん元が40万で24万円得すると考えれば十分大きいですが、準備に20年かけてこれかあ、という印象。🙄

大切なのは40万円から120万の利益を生み出すような投資をやっていることであって、 非課税枠を使っていないことは致命的な差にはならないのかなと思いました。😗

といっても非課税枠をあえて使わない理由はありません。 ガッツリと稼ぎたい前のめりな人だとつみたて NISA の規模感では満足できなさそうですが、 普通の人は割の良い定期預金だと思ってのんびり積み立ててればいいんじゃないかなと思います。🤗

iDeCo さんに 3000 口

続いて確定拠出年金を見ていきます。 勤め先の企業でやってることもありますが、個人で加入する場合は iDeCo と呼ばれたりします。

こちらも運用益は非課税です。 さらに掛け金が所得控除されるので、毎年の所得に対しても節税効果があります。🥰

特に所得が大きい人は節税効果も大きいです。 例えば収入の半分くらい税金を取られる高所得者が月3万円で年36万円積み立てるとすると、 何もしてないと消えていた18万円分を余計に運用に回せることになります。 逆に私のように年収が低くて税率が低かったり、専業主婦のようにそもそも収入がない人だと恩恵は小さくなります。

運用で利益を出せないと意味がない NISA と比べると、拠出しただけで効果があるのは強みです。 ただこちらは NISA に比べて色々と注意点が多いです。🤔

まず原則60歳まで引き出せないことです。 まあこれは老後の資産形成目的ですし、途中で確定拠出年金にまで手を出さないと資金が回らない状況もレアだと思います。

あとはメリットとしても挙げられる受け取り時の税制優遇ですが、 裏を返せば「よく考えて受け取らないと」運用益や拠出時に払わなかった分を後から払わされるようなものなんですね。 といっても効果が税金の先送りだけだとしても悪い話ではないですし、これも結局「受け取り方に気を付ければ」大きな問題にはならないでしょう。

さらに企業型で選択制の場合は、掛け金の分だけ給与が減った扱いになるので社会保険料が減ります。 これだけならさらなる節税効果と喜べるんですが、一方で社会保険料が減った分将来受け取る厚生年金等が減ってしまうという大きな罠があります。💀

でも自分で運用した方が公的年金よりもリターンは大きくなると思うので、商品選択をミスらなければ大丈夫なはず……です。

総合的にはお得な制度であることは間違いないでしょう。 つみたて NISA と合わせて、資産形成の補助として無理のない範囲内で使っておくのが良いと思います。

7月4週目の成績

今月の成績は先週の -11% から少し戻して -8% 台に。 来週もこの調子でマイナス幅を縮められれば嬉しいです。🙏

ビットコインが3万ドルを割ったところで反発してきました。 実を言うと、先月の記事で触れてからまだ買い増ししていません。😜

下がったらナンピン覚悟で今突っ込んでもいいんですが、資金繰りに大きめの不確定要素があって少し躊躇してます。 でもよく考えると、いざとなったらナスレバを削ればいいので来週中に一度予定金額を投下します。(本当に?)😂